2004年 01月 10日
初春大歌舞伎 昼の部 |
一.義経千本桜 鳥居前
佐藤忠信:松緑
静御前:萬次郎
早見藤太:亀蔵
源義経:友右衛門
武蔵坊弁慶:團蔵
二.高坏
次郎冠者:勘九郎
高足売:新之助
太郎冠者:亀蔵
大名某:弥十郎
三.仮名手本忠臣蔵 山科閑居
加古川本蔵:團十郎
戸無瀬:玉三郎
小浪:菊之助
大星力弥:新之助
お石:勘九郎
大星由良之助:幸四郎
四.芝浜革財布
魚屋政五郎:菊五郎
女房おたつ:魁春
金貸おかね:東蔵
大家長兵衛:松助
錺屋金太:権十郎
桶屋吉五郎:亀蔵
左官梅吉:彦三郎
大工勘太郎:團蔵(左團次代役)
-義経千本桜 鳥居前-
友右衛門の義経に萬次郎の静御前というある意味見ものの配役.つーか正月だってのに地味すぎやん!松緑の忠信が出てくるまで持ちませんでした…
-高杯-
勘九郎が高下駄履いてタップダンスしてた.軽みがあるのは大変結構なことだけど、明らかに狙ったあの笑いながらの台詞は下品だからやめて欲しい.勘九郎と新之助の組み合わせは予想よりあってたように思う.新之助は意外とボケ役が似合う.
-忠臣蔵 九段目-
なぜこの次期に忠臣蔵、しかも辛気臭い九段目なのかがわからん.玉さんと菊ちゃんの親子は目の保養.今回力新之助&菊之助の力弥と小浪が楽しみだったのに、力弥登場シーンでうとうとしてしまい気が付いたら既に舞台上に新ちゃんがいた.あーあ….勘九郎のお石は前回見たとき同様、武家の女っぽくていい.ただ全体としてはいつだかに見た團十郎、仁左衛門、玉三郎、勘九郎の九段目のほうが断然良かった.なんだか緊張感が伝わってこなかった.
-芝浜革財布-
おまけのような人情芝居であっという間に終わってしまった.肝心の見せ場っぽいシーン、記憶にあらず.
by furupanda
| 2004-01-10 13:43
| 歌舞伎