2004年 07月 24日
阿佐ヶ谷スパイダース『真昼のビッチ』@シアターアプル |
【作・演出】長塚圭史
【出演】
高橋由美子 馬渕英里何 渡辺いっけい 橋本じゅん(劇団☆新感線)
中山祐一郎 千葉雅子(猫のホテル) 吉本菜穂子(チャリT企画)
玉置孝匡 伊達暁 長塚圭史 前田悟(JAE)
高田聖子(劇団☆新感線) 小林高鹿(ペンギンプルペイルパイルズ)
相変わらずの阿佐スパタッチのお話でしたが、私は前作「はたらくおとこ」のほうが断然好き.気違いとか身障者とか売春婦とか、なんかちょっと狙いすぎなんだよなあ.たまーに出てくるならいいけど阿佐スパって毎回この手のタイプだからさあ、たまには違う系統のものが見たいです.
役者陣はみな良かった.由美子ちゃんも汚れ役なのに汚れて見えないあたり役にぴったりだし、馬渕えりかは体はってたね.ある意味新感線舞台よりきっつい役をよくやってた.千葉さん、かっこよかったなあ.聖子さんはもう少し見せ場あっても良かったんじゃないか.なんかもったいないよ.千葉さんと聖子さんの殴り合いは、2人とも強い女ですごかった.
見るたびに上手いなあって感心するのがいっけいさん.じゅんさんや中山さんも相変わらず安定した演技で心配なし.小林高鹿はこういう嫌味な役がどはまり.
使える役者が揃いすぎて、みんなに見せ場を上げてるうちに散漫になっちゃったのかも.特に高田&小林義姉弟の扱いには不満が残る.
本日は長塚さんのお父様の長塚京三氏がいらしてた.背が高くてダンディー.
by furupanda
| 2004-07-24 23:44
| 芝居